スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

世界史を動かした脳の病気 小長谷正明(こながや) 2018年

神経内科の医者で、長年多くの患者を見てきたのだ。パーキンソン、アルツハイマー筋ジストロフィー  ギランバレー、などの疾患をわずらった有名人を見本市のように出しているので、スキャンダラスである。  

萬屋錦之助から、大原麗子まで、いや、ヤマトタケルのミコトも戦い疲れて倒れてしまうのだ。ギランバレーも恐ろしい病気だ。やはりストレスが大きく体に影響していると思う。

 

総じてつよい飲酒、生活の大きな変動などが、原因になってい流のではないかと、スッポコは感じた。

売れっ子女優、俳優、総理大臣など  激務がある生活や常に大きなストレスを抱えていると、ある日突然、症状が出てくるようだ。

ドストエフスキーはよく知られているように、てんかんの発作の時、神を見たというような感覚を持ったらしい。カラマーゾフを書いた後、血を吐いて亡くなったそうだ。知らなかった!

教会の鐘の音で、ジャンヌダルクも神の声を聞いたと思ったようだ。ご神託だ。

 

有名な女優  リタヘイワーズというひともアルツハイマー になり、セリフが全く覚えられず飛行機内で暴れた。この女優は、初めは、オーソンウェルズの妻であった。その後はアル中で5回も離婚結婚を繰り返していた。レーガン大統領のカミングアウトもあった。

ヒトラーも、吉宗も、ボードレールも、皆、病気を体験するのだった。大変なことだ!

そのために、任務や仕事がうまく出来なくなり降下していったのだ。

 

この書は、まあ、作者の息抜きで書かれたものであり、ちょっと週刊誌のスキャンダルを読んだというような気持ちになる。

本格的な病気の本ではないので気軽の読める。

だが何か、知らなくてもいいことを知らされた近所の噂話的な際どい感じもする。

 

世界史を動かした脳の病気 偉人たちの脳神経内科 (幻冬舎新書)

世界史を動かした脳の病気 偉人たちの脳神経内科 (幻冬舎新書)