スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

愚行録 2016年 石川慶監督

聞いたあらすじとは、全く違って、暗さが延々と続く哀しい物語であった。

ある少女(満島ひかり)  と兄(妻夫木聡)  は、虐待されて育った兄妹であった。

妹の方は、性的虐待、兄は暴力で人生をめちゃくちゃにされていた。

だが、父が出て行って、孤児になり、妹は有名大学に入る。そこはお金持ちで良家の子供らが集まる大学であった。

 

主人公の少女が何故そのようなところに入学したのか、また入ったところで、ブランドに身を固め、美味しいものを食べ、海外旅行にもたびたび行くようなお金持ちの 女子大学生たちとどうやって付き合ったのか少し不明である。まったく不明であろう。

 

 

このような大学に入っていなかったら、彼女は殺人も起こすことなくなんとか無事に生きていけれたのではないか。

その辺りが事件の始まりであり、何故と思い不自然すぎる筋であった。

 

特別いじめられもせず、一緒にご飯を食べたり遊んだりの中で、 彼女は、いつのまにか、周りの男子学生の全員と関係を持つような位置にされていたのだった。

 

ある一人の綺麗な女の仕組んだことであった。

性的虐待で、、家庭の味わいを知らない主人公にとって、それは再びの悪夢であった。

 

その後、性悪女は仲間のエリートと結婚し子供もできて絵に描いたような幸せな家庭を持って暮らしていた。

主人公はその光景を垣間見てしまう。そして、どうしても許せなくなる。

殺意が起こり、彼女は、その家族全員を惨殺する。

それだって、そういうことをしない女だっていることはいる。嫉妬や恨みにかられて、殺人を起こす人ばかりではないはずだから。

 

だがその前に、兄(妻夫木)との間に出来た子供を育児放棄で死に追いやる。その罪で、監獄に入り、精神的治療を受けるも、結局エリート家族を殺したことを精神科医に、告白してしまう。

 

重苦しく、画面も暗く、しっかり者の兄の犯行も含めて、つらいストーリーになっている。

 

またこの物語がが、実際にあった怖い事件などを思い起こさせたりした。

 

この映画を借りて、テレビに写して見たのだが、「半落ち」以来の音声の不備で、結局、面白さは半減し、

テレビの音量を、マックスの100にして見続けた。普段は22以上にあげてはいないのだが。

配役の名前等が、聞き取れずわかりにくくて、推理も何もできない。もともと少しわかりにくく作ってあったので、なおさらチンプンカンプンになるぞ。昨日は疲れたわー。

 

 

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