スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

ノーマ東京 2016年 モーリスデッカーズ

デンマークの首都コペンハーゲンにあるノーマというレストランは、世界一という異名を持っている。

レネ   レゼピというシェフを中心に、出来たレストランであり、3000人の要員を擁する大所帯である。世界中から武者修行にやってくる料理人たちである。

店には、世界中の人々が 遠い所からでも、やってくる。それだけの価値のある料理を出し、店の雰囲気も良いのだろう。

ここで働く人々は、一年続いたら長い方で、ほとんどがそのキツサに降参して辞めてしまう。

2年持ったら。一流のシェフとしても通用するぐらい鍛えられるのである。

 

自然に素材を大切にした凝った調理が出される。

そのノーマが東京に期間限定でやってくる。準備は数ヶ月前からホテルの厨房にこもりっきりで、考えられ準備されて行く。気の遠くなるような準備である。青森から沖縄までの天然の食材が選別されて行く。くるみは長野産、キウイは沖縄産、というふうにその土地に足を運んで実際に味をみて決めている。山中に自生するキノコさえも、実際に歩いて収穫して味を見ていた。ナメコのネバネバに驚くメンバーたちであった。生きたエビのみを生きたまま出すのが一番美味しい、死んだエビは味が落ちるといった判断ができることがすごいとおもう。

 

たくさんの料理人たちが支えて、たくさんの訓練生が、時間を徹して作ってゆくソースなどは何時間もかけて煮込んである。これらの一皿、一皿は、実際はどんな味なんだろう。

 

ここで働く人たちの共通する気持ちは、自分の時間が一切なく、全てノーマの料理のために捧げているということらしい。

自分は他の世界の人たちとは変わっている。自分はきっとおかしいんだ。と思っているというものである。

精神世界を変えてゆくノーマという働き場所。

ある意味過酷過ぎるのであろう。

それでもなおかつその聖地に入りたいと願う若者は絶えないのだろう。