スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

泥棒成金 1955年 ヒッチコック監督

ケーリーグラントとグレースケリーの共演で作られた映画.。ただ、ものすごい年代物だ。何しろスッポコの生まれた年に、カラーで撮られた作品である。赤ちゃんの時、砂ぼこりの舞う道路を見ていたすっぽこは、外国ですでにこんな世界が開かれているなどは知るよしもなくそのまま大きくなっていくしかなかった。日本の田舎の文化の遅れはひどいものだった。都会にあるものがほぼ何もなかったのだから。足を洗った大泥棒のケーリーは事あるごとに、警察に疑われ濡れ衣を着せられていた。そして追いかけられていた。そんな中で 大富豪の石油王の娘のグレースと出会い何か意気投合する。

泥棒だけれど、この男に惹かれるグレース。泥棒は、ハンサムで男らしく礼儀もあった。

ご令嬢のおメガネにかなった男ケーリーグラント。苦味走った渋い横顔が、スッポコの知っているオジサンにそっくりで、あわてて、どうしようかと思ってしまった。グラントの顔をガン見しては悪い気がしたのだ。

高価な宝石が盗まれて、彼のせいになり、濡れ衣を着せられる。濡れ衣を晴らすべく本当の泥棒を見つけようと躍起になった。とうとう本当の泥棒が捕まり彼は無罪に そして令嬢と手に手を取りあうのだった。流石に古いせいか、ヒッチコックのストーリーもいまいちスピードもスリル感も、手ぬるいものであった。これはグレースケリーと、ケーリーグラントに何か変に、遠慮してしまったとかであろうが

大監督のヒッチコックにもビビることがあったんだろう。

グレースにとってはこれ以後はモナコ妃となったため映画から離れたのだった。美しくも哀れな話である。女としての屈辱を味わい 自由をもぎ取られ、女奴隷のごとくの運命を受けてしまったことであろうことはたやすく想像できる事だ。

南フランスの美しい景色がとても悲しいものになったのだ。

 

 

 

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