スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

ミスター ノーボディ 1973年 マカロニウェスタン

主演はテレンス ヒルというとても元気の良い若い男だが、副主演を老練なヘンリーフォンダが取っているため、どうしても、ヘンリーばかり見てしまうことになる。ヘンリーは68歳で、そろそろ老境に入る準備の時期であるが、それを利用しての演出になっている。なにをやっても、ヘンリーはヘンリーだ。なにか彼の為の特別席が、いつも準備されているような扱いだ。

それに対して、テレンスはナイナイ尽くしの風来坊であり、体を張っての役作りであった。

均整のとれた若い肉体を持ち、厚い胸板に、筋肉のついた足が魅力である。青い眼をして、フォンダを見つめるが、フォンダの目の方がもっと青かった。残念!

キャラとしては、爽やかだが、このテレンスのようなキャラの人間に会ったことがある。

やはり風来坊というものは、渡世があって 嘘もつかなきゃ生きて行けないのだろう。お調子こいた発言がとても多いのが特徴である。それが悪いわけではないが、私には、こんな旅から旅の生活など到底無理である。そういう役を、テレンスはものすごく頑張って演じたのだが、それでもなお、フォンダに食われてしまっているのが気の毒である。わたしがそうおもっているだけなのかもしれませんが。

音楽はモリコーネで、映画「ウェスタン」で使った音楽と同じ手法である。

また150人いるという盗賊団ワイルドパンチが、どこからともなく出てくる不思議な映画であった。

弟がゲラゲラ笑うので、不謹慎であった。

彼らの存在意味がまるっきり不明なので、弱ってしまった。

あっ、金塊を手に入れようとしていたんだね。でも、結局は、金塊はテレンスボクちゃんとフォンダのものになっていくので。でもあの沢山の馬と人を調達するのに大変な苦労がありそうだ。

それをフォンダは、たった一人で、やっつけてしまうのである。やはり伝説のガンマンであった。

それに憧れるテレンスボクちゃん。

でもなぜ、フォンダのような味が出ないのか、フォンダの洗練された身の動きと表情は、見るものを引きつける。あのドングリ目と、チジレ髪と歯が少し出た口もとのどこが良いのやら!

しかし、スッポコは大フアンなんです。恥ずかしいことにね。

最後のマカロニウェスタンといわれるこの映画は、実はずっと昔にテレビで見た記憶がある。

からくり部屋のシーンで思い出したのです。あの頃は フォンダについて、何一つ知らない頃でした。

 

 

 

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この映画は良く見ていないと、分からなくなるので、結局2度見して、確認したが、早撃ちの映画なのでか見落とした部分がちょこちょこできてしまうのだ。うかつに、お茶を入れたりしている暇もないという訳だ。

余談になるが、ノーボディというのは勇者オディセウスのことで、お前は誰だと聞かれて、ノーボディ

と答える。敵が探しに来て、誰かこちらに来たかときいたとき、見張りは「ノーボディ」とこたえてしまう。と弟から聞いた話ですが。