スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

17歳のカルテ 1999年

ウィノナライダーが主演の問題作である。17歳という思春期真っ只中の、待った無しの年齢です。

ウィノナ(スザンナ)の相手はアンジェリーナジョリー(リサ)である。なので、どっちが主役かわからない。

17歳のライダーはイライラしてつい睡眠薬を飲み過ぎてしまう。そして思春期病棟に入院させられてしまった。

そこには同い年の女の子が多数いて皆それぞれ悩みを持って、自分と闘っているのだった。

フライドチキンばかり大量に食べてしまう子や、不良売春その他の罪で来ている子もいた。

そのなかにボスのジョリーがいた。彼女ははかっこよくてボスにふさわしい貫禄でにらみをきかせていた。スザンナはもともと文章をかくのが好きで、おとなしくモジモジとして紙に向かい、病棟の様子を書いていくのだった。女の子ばかりの思春期病棟で時にはどんちゃん騒ぎをするのだが、なんだか心の中はシーンとしてすきまっ風が吹いているのだった。皆が孤独であった。

こんなところでどのようにしてこころを癒してゆくのだろうか。

退院したある少女は、突然自分で命を絶ってしまう。家の方がもっと地獄だったのだ。

このようなことは許しがたいことだろう。

スザンナはここでの経験も生かして少しずつ大人になって行くのだった。

この辺の流れが今ひとつ大雑把でものたりない。このようなさつばつとしているであろう病院で患者はこころを平常にしてゆけるものだろうか。スザンナは主役だし特別に仕立てられている。ラッキーである。

リサは相変わらず荒れていた。そしてイイ子ちゃんぶった猫かぶりとしてスザンナを散々罵倒した。だが今のスザンナにはやりたいことが決まっていた。作家になろう。そう心に思っていたのだった。これはアイデンティティというものだろう。動じない強くなったスザンナを見てリサもかわっていくことを決心しようとするかのようであった。

 

 

17歳のカルテ (字幕版)