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スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

トトロ 1988年 宮崎駿

バブルもはじけてきて何か世の中が騒然となっていたような時期に、この童話のような子供が主人公の映画ができた。世の中のせいなのか思い出しても面白くない時期だった。子育てで奮闘中でもあり、どんどん追い詰められていた。

なんかスッポコはパッとしなくて、くすぶっていたよ。お隣さんの超美人のロン毛の奥さんや毎日職場の女を連れ込むカネモのおじさんなどに囲まれていた。カネモという言葉もこの頃はやっていた。

この映画はまあ100回以上はみている。いや200回かも。なぜって、小さい子供と付き合って朝から見て昼から見て、また夕方見てというふうだったから。ストーリーはすこし入り込んでいて子供の脳にはとても良いものだとおもう。繰り返しみることも注意力を鍛えるだろう。人物像がはっきりしていてわかりやすいのは良い。そしてスッポコはこの映画をとにかく幾度もみる事になる。最初のオープニングでムカデやカエルやガやトカゲなどが出て来るのだがこれが子供のお気に入りであった。糸井重里のお父さんはなんかちょっとへんな感じでくすぐったいのはなぜだろう。

糸井とパパが完全に重なっていて恥かしくてつらい。この子供らの母親はダメな女で病院で暮らしている。様子から脊椎カリエスか、腎臓ネフローゼ結核系の病気か、空気の良い田舎にひっっこしてきたのだから、なんだろうね。

子供は放ったらかされている。親に捨てられた子供たちはどこまでもかわいそうだ。しかし田舎の自然の中で生き生きと生活している。

だからだろうか、トトロが慰めに現れたのだ。ネコバスは母親の胎内というわけだ。

じゃあ、マックロクロスケはなに?ええーと、ううーん、あれですね、子供ははまあるいものがすきだからね。トトロはうなっても人間の言葉は一切喋らない。つまりどこまでも妖怪変化の遠い存在である。無意識の中の存在というか、そんな感じで、見ていて物足らないが、宮崎駿、トトロの存在をここで止めていて決して人間に媚びない存在として描いている。これはこれで成功であろう。デズニーのキャラクターのように猫も杓子もお喋りなのもだめであろう。

 

母親が死ぬかもしれない、という恐怖が真ん中を流れているから怖い。子供達が楽しいほどに怖さも深まるのだ。山高ければ谷深し。

子供の心をこんなに傷つける奴は許せない。病気だなんていっても、許されないことは同じだ。そんな気持ちで一杯になる。母は憎くても悪くても元気が良いぞな。

小さい時からこの世の無情に会うなんて良くないなあ。パパも子育てしながら仕事もこなす育メンである。これもアワレである。すすんで育メンになったのじゃないのだし。だいたい育メンなんているわけないワン。男は役に立たんのが当たり前でしょ。期待するだけ損するで。

さてトトロに助けられて子供たちはなんとか苦難を乗り切るのだった。子供は親のことを真剣に見て考えているものだ。

母親はあれからげんきになったのだろうか。一抹の不安が残る内容である。

メイは小さい頃のスッポコに似ている。アリとミツバチと小石が友達だった。なんと言う神聖な時期であろうかって、誰でもそんな時期があったであろう。子供の頃。

 

 

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