スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

天才を生んだ孤独な少年期 ダヴィンチからジョブズまで 2015年 熊谷高幸

なぜか、素人ぽい文章で、スッポコにに似ている気がしたのは、失礼かな。熊谷は障害者教育が専門の人だ。天才と言われた人たちの持つ障害性について上手く説明している。
エジソンニュートンジョブズなど、よく調べてあって、

とくにイギリス人のニュートンの悪人ぶりには驚いた。ニュートンの父は早くしてなくなり、母からも見捨てられている。
スイスのライプニッツの考えた微分積分を自分の方が先に発明していたと主張し、横取りしイギリスのの王立研究所の手柄にしていった。さらに
グリニッジ天文台の調査も自分のものにする。その研究は世界標準時間を定めるための研究者がやっていた重要なデータであった。グリニッジ天文台ニュートンの支配下となった。ニュートンは自分の天才を神の力の様にかんじるのだった。
知的大泥棒だった。だがだれもイギリスの王立研究所には逆らえないのだった。ニュートンはそこの一番偉い人だった。頭が良すぎるのも困ったことである。頭が良いから難しい学説でも理解できるわけだ。しかし、ニュートンも過去に、他人から最も重要な学説において、同じことをされたのであるが。


ダビンチは法律上父親の子として認められず母からも切り離されて、不遇な運命に置かれた。しかし自然豊かなイタリアの土地を愛し、動植物を研究した。自然に学ぶことはとても大切なことを力説し、これなくしては、偉大な作品は生まれなかったのだった。親の愛に恵まれなかったダビンチにとって、マザーネーチャーこそが、かれを育てた母であったのだろう。
ただかれの作品は未完成のものがおおく、ミケランジェロラファエロなどとは、そこが違っていたのだ。後者は作品を完成させているのだ。未完成の多さが、ダヴィンチのおかしげな一面でもある。
皆が子供の頃は不遇で、親がいなくて当たり前の哀しい時を過ごしたが、その才能に気が付いた大人達は手を差し伸べて、学校が続けられる様にしたりしている。

ジョブズは学校では多動で、成績も悪く問題児であり、しかも貰い子であった。あるひとりの女教師がジョブズに特別に目をかけてくれたのは、本当に幸運だった。宿題をしてきたら、ほうびにお菓子や現金までも与え、大いに褒めてくれるのだった。
ちょっと度はずれなことではあるがこの女教師は、ジョブズの天才を真剣に考えたのだろう。最低の成績はどんどん伸びて、大学へも行くことになる。ジョブズゲイツは奇しくも同じ年に生まれている。

さて我らが?アインシュタインは、10歳ぐらいまで、言葉が出ない変な子であった。言葉が出にくいのは自閉症の特徴でもある。
かれは言葉で物事を考えたりはしないといっている。あれまあ、不思議なこと!イメージが優先するとのことだ。
いつも黙りこくり、じっと考えてばかりいる少年のことを、親はとても心配したらしい。
  この様に何かおかしな変わったところを天才達は皆持っていて、深く大きな孤独を持っていたことが共通するのである。

エジソンも私立小学校を放校されている。たった三ヶ月だった。手に負えない変な子で、教師にすごくきらわれたのだった。ジョブズも学校から毛嫌いされていた。似た者同士である。
エジソンは、21歳で会社を興している。家は貧乏だったため、ガンガンに働いて、二宮金次郎の様な実利主義であった。
どこか自分たちに似た面を持つ世紀の天才達である。障害はある意味、孤独を生み、孤独は天才を生む地盤であった。