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スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

メリーポピンズ 1964年

この年は奇しくも オードリーヘップバーンの 「マイ フェア レディー」が映画化されて、対して、同じ年に、
ジュリーアンドドリュースの「メリーポピンズ」がデズニーのもとで映画化されたのだった。大変だー!真相はマイフェアレディにジュリーが出るはずだったのだが、ヘップバーンがすることになってしまう。あぶれた?ジュリーを起用して、メリーポピンズを制作したのはディズニーであった。
こうして素晴らしい名作が映画になった。結果的にはかえって良かったのではないか。
スッポコが還暦になってメリーポピンズを見ることになったのには、やはり意味があると思うのだ。母の介護、厳しい子育てなどを経て、まだまだ苦労は続くと覚悟しているが、この辛い日々にポッカリと日の当たるスポットがあることは、大きな慰めになる。そんな映画だ。つまりこれも大人のための映画なのだとおもう。
可笑しげな大人が沢山出てくるよ。まず海軍のお偉いさんが退役して、海軍のようなお船の家に住んでいる。そして時間が来ると大砲を撃つので周りの家は大きく揺れて大変なのだ。それを大真面目でしているいい年の大人達が笑えるのである。しかもこの人は、時間に正確で、かのグリニッジ天文台も見習って時間をあわせるというである変わり者である。
そんな町のあるお家にメリーポピンズは、ナニー(乳母)として雇われて、子供二人の面倒を見ることになる。
その現れ方は、天女のように空からゆっくりと飛んで来るのである。まるで観音様が子供らを助けに来るような様子でだんだん近寄ってくるのである。寂しかった子供達は、それを見て大喜びでメリーを家にむかえる。いろいろな歌や魔法が使えるナニーに懐くのだった。
両親はそれぞれ忙しく、パパは銀行のお偉いさんだし、ママは女性選挙権の戦士として外周りばかりしていて、子供の世話はメリーにお任せである。ママの歌うサフラゲット(女性参政権運動家)はポールマッカートニーの「ジェット」に出てくるワードであるし、アンクルアルバートもこの映画に出て来るワードである。ポールはこの映画に大きく影響されたと推測できそうだ。このように、多くの人々に影響を及ぼしてきた映画といえる。一番最初のメロディーなど長渕剛の歌にそっくりで「えっ?」という感じである。もうほんとう何処まで影響力を及ぼしてるの?!沢田研二のジュリーもジュリーアンドリュースから取ったとか。
バートという相棒の男は大道芸人、大道画家、煙突掃除屋、などいろんな仕事をしている男で メリーが来るのを予感した男だ。彼はメリーの友達になり、子供達も一緒になって冒険をしてゆく。
彼の前に、おオズの魔法使い(1939)  の悪い西の魔女そっくりのおばさんが出ていたのもおもしろい。
偉かったパパは銀行で失敗して、クビになる。銀行で彼の子供達が、2ペンスを貯金に取られそうになって、お金を返して返してと叫んだため、取り付け騒ぎとなってしまったのだった。2ペンスは、公園の鳩の餌を買うために持っていた大切なお金だった。公園には鳩を可愛がる老婆がいて、鳩の餌を安い値段で売っているのだった。だいたい外国の映画には、よくこの鳩のおばさんが出て来るね。何か平和の象徴であろうか。
クビになってヤケクソになり、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」と
メリーが歌う歌を大声で唄い出すパパであった。そのまま気が違った人のように銀行を飛び出して、パパは一晩さまよった挙句家に帰り、
初めて子供達と一緒に遊び公園で凧揚げをするのだった。こどもも奥さんも皆がひさびさに一緒になったのである。凧揚げの歌も楽しい。ただそのとき隣でやはり凧揚げを楽しむ大人達がいた。
それはパパをクビにした銀行の社長の息子や重役であった。「あの日、あんたの変なジョークを聞いて
父は笑いながら天国へ行きました。ほんとうにありがとう。もう一度、重役になってくれないか、お願いする。」といってきたのだった。それを見て、メリーはまたお空へ帰っていくのであった。
大道芸人のバートが、手を振って見送っていた。
バートの歌うチムチムチェリーはあまりにも有名な曲であるが、映画で聞くと、バートの歌はほんとうに良かった。お金持ちではないバートの歌は心を打たずにはおかない。
バートの踊りはなんかちょっと変だが、まあいいだろう。今ではバートは(バンダイク)92歳の老齢になっているし、ジュリーは80歳である。ジュリーは、次の年の1965年(スッポコ10才)にサウンドオブ ミュージックの主役で大当たりを取る。バンダイクは1968年にはチキチキバンバンを運転してまたさらなる旅へと出かけるのであった。

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