スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

オルフェ ジャンコクトー 1949年

ギリシャ神話をもとにした映画だが、ユリディスとか色々名前がむづかしくておぼえにくいものである。オルフェはオルフェウスの事で、アポロンの子で竪琴の名人だった。

映画では、天才詩人ということで、世間や文壇からもてはやされていた。
街の居酒屋で友人と飲んでいた時、突然死神の女が現れて、友人を殺し、手下に運ばせて、どこかへ連れて行った。死神の手下達は、カッチョいいバイクに乗ってエンジンを唸らせていた。ここで「えっ」と思った。かっこいいジージャンを着ているし。65年前の映画だっせ。それで、バイクで、あの世とやらへ突っ込んでいくらしい。あの世に着くとバイクの兄ちゃん達が、迎えてくれて、色々ルールを教えるのだった。友人を失ったオルフェは、死神に頼んで、自分もあの世へ行ってみたい。参考のために。と言うのだった。 というより、拉致されたらしい。でも、彼は名の知れた文学者だから、蘇って、文学にでもするはずだった。
死神は最初からオルフェを狙っていたのだ。それでオルフェに取り付いて、離れなかったのだ。ストーカーのようにいつもオルフェのすぐそばに現れて、オルフェは逃げられない。死神の女の衣装は、全身黒一色である。この女はフランス映画の「天井桟敷の人々」で、主役バチストの妻の役をしていた女優である。こんなところ出会うとはな。あの時ガランスに夫をとられたから、復讐に出てきたのかな。
キョンシーのような感じで素早く動き、どこにでも出没する、始末に悪い悪役になっていた。
あの世はとても薄暗く、死んだ友人とも出会って、色々あの世のしきたりを学ぶオルフェであった。妻が、オルフェがいなくなって、いや死んで、とても悲しがり苦しんでいるのが見えた。不思議な鏡を通して、現世の世界が見えるのだった。オルフェは妻のために、一度だけ、この世に帰らせてくれと、また、死神に頼む。この世に返ってみると色々不都合なことが起きていた。出版社が、彼の詩集をとりやめにしたり、いろいろ。えっ、そうだったかな。いやはや!これは別の話だったかも。
なんやかやで、妻のユリディスも死んだので、生き返らせてくれと死神に何度も頼んだ。おかげで、妻は生き返り、ふたりともが現実の世界に帰れたのだが。現実の方が辛いというのが、世の常であろう。
最後は良くわからないままで悲劇となる。「女の顔を見てはならぬ!」と言われたが一緒に暮らしているので大変にむづかしい注文であった。 それから、
いや本当の最後は、ふたりとも助かって、死神は去って行った。と言うべきか、または二人とも死んでしまう、と言うべきか。本当言うと、忘れてしまった…。
いや助かった!とおもいますよ。結構ややこしいんだ、何度も死んだり生き返ったりしてたんで。
ただ、二人の人間の愛が死神に競り勝ったとでもいうべきか。  
 
 
 
 
 
f:id:dekochanya:20160128003049j:imageニーチェなどが、専攻していたギリシャ神話は本当はむずかしい学問なのか。

 

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