スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ベイブ 1995年

単純な話だ。子豚と農夫の話だから。クリスマスも近い日に、縁日で子豚を貰うんだな。農夫は家に連れて行って、馬や牛などがいる納屋小屋にいれておく。どうもこの子豚のママは、食べられちゃったようだ。ママのいない子豚をみんながやさしくかわいがる。もう牛や馬や、あひるさんともなかよしになって元気よく暮らす子豚であった。動物たちからベイブと呼ばれるようになった。農夫のおじさんは働き者だし、おばさんは気のいい人だった。

クリスマスには孫たちが会いに来るので、おじさんは手作りのドールハウスをつくってプレゼントするつもりだった。都会から来た孫は、このドールハウスは、おもちゃ屋さんに売ってあるのとは違うといってガーガー泣き出す。まあどこのガキもそんなもんだろうな。
ふと庭を見るとベイブが鶏たちを整列させていた。しかも色分けしてきちんと並ばせていたのである。
それを見て驚いたおじさんはあるコンテストのことを思い出した。それは牧羊犬のコンテストで、ひつじをうまく誘導し、整列させたり、円陣をつくらせたり、囲にいれたりするコンテストであった。ただ問題は豚が出場できるのかということであった。優秀な牧羊犬のみが出れて、優勝する厳しいコンテストである。しかし、こぶたの能力をすごいと思い込んだおじさんはめげずにコンテストに出場するのであった。それまで毎日毎日おじさんの牧場で羊を追う訓練が始まった。
そんなおじさんをおばさんは気がおかしくなったと言ってハラハラするのだった。
コンテストの前日、風邪で寝込んでしまったベイブを、小真面目なおじさんはダンスを踊ってベイブを励ますのだった。
コンテストには、なんとか出場したものの、こんな豚の羊追いは初めてなので、皆が腹を抱えてゲラゲラ大笑いであった。一体この男は何を血迷ってこんな子豚を持って来たのか。気が変なのだろうと誰もが思ったのだった。だが実はまるでで賢い、頭のいい豚だった!どの犬よりもうまく羊をまとめ、誘導していったのだった。驚いたのは大勢の観衆であった。もう笑うどころではない。皆が固唾を飲んで、
優秀なこぶたの働きを見守るのだった。すごい、優勝だ!拍手の轟の中で、ベイブとおじさんは、
あたりまえのように仕事を終えたすがすがしい顔をして立ちつくすのであった。
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追記ーあの本番はほんきでやったらしい。ファーマーのホゲットさんは、イギリスの農民ぽくて丸ですな。(いや、アメリカの映画でした。でも、ちょっとジョンレノン風ですよね)うまくできたときは、ホゲットさんも、あの観衆たちも本気で喜びあの総立ちの場面となったって、本当かなあ。
またこの子豚ちゃんは、何百頭も準備して予約してかかったらしい。子豚の成長はとてもはやいからだそうだ。
追記の追記〜〜。でこちゃんはこの映画にハマって、毎日みつづけて、寝るのが遅くなり困っていた時がありました。ほんと毎日毎日見たわ。
 

 

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