スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

田舎町でテロ

のどかな田舎の町というより村でのこと。「これからテロが来る訓練訓練」 というのがありました。
ちかくの公園の丘にテロ集団が立て篭り、村人が危ない、という想定です。
こんな人がいない村で(三軒に一軒は空き家)なにがテロだと 笑ってしまったが、本気そうに行われて
参加者達は大型バスで避難したのだった。そういえばヘリも飛び回っていた。お弁当をもらって解散になったらしい。でこちゃんは「参加しなかったがまあ、いいか」といって町へ買い物に急いだ。最寄りの駅に着いた時、老人クラブの人達が駅でうようよしている。「何かあるんですか?」
なんでも聞く癖のあるでこちゃんでした。でもびっくり「テロがきたので、避難訓練です」ここにも
テロがきていたのか!汽車はいつも2・3時間に一本しかこない無人駅だ。
あーあーもういやになっちゃうよ。ウィンナーソーセージのようにズルズルと汽車にのっていく老人の群れを見ていてなんか悲しくなってしまいました。ユダヤ人虐殺の風景を連想しちゃいまして。
こうして従順にしたがったんだ。多分この人達にも弁当が出るんだろうな。それ故の従順か。年寄は
ただ飯が好きだからなあ。節約風にできてるんだろうな。
それから、2年経って、あの自衛隊集団的自衛権がとおりました。そしてこの前はパリで本当のテロが起こりました。国はこれらの情報を握っていて、早めに 国民に訓練させていたわけです。