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スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

キツツキと雨 2012年

小栗旬ってはいゆうを初めてみたんだけど、初めは下ばっか向いてる暗い役なので、なかなか お顔をはいしゃくできなかったのだ。この映画ひょっとしてまずいんじゃないの?ぐらいずっこけた状態で始まってしまいます。ところが、これがまた奇妙に面白いんだな。

小栗さんは、実は一番威張れるチームの監督なのにコソコソしていて、なぜか、映画チームを放って逃げようとしたり、何も喋れなかったりで、阿呆の監督であった。そんな気の弱いヘロヘロ監督の役を小栗はよく辛抱して、こなすのだった。まあ筋書きがそうあるべき役でもあるがのだが。
あいての役所こうじは山で木を切る森林組合の人間かと思う。奥さんは亡くなっており、反抗する息子と二人暮らし。当然気が荒く、喧嘩して息子は家を出て行く。山の中で映画の撮影をしていたのでたまたま二人は出会う。 撮影場所を探して山の中を案内したりするうちに、役所は映画にチョイ役で出ることになってしまう。ちょい役だがゾンビの役だ。ゾンビ映画なんて古いよね。でもそれがそうでもないんだな。なんか若い小栗監督がやることで、どうも面白い映画になりそうなんだ。ゾンビ映画が。
役所は大先輩らしく黙々とクセのない演技をやってのけた。二人の触れ合いで、だんだん人間らしくなっていく小栗だった。
ゾンビは増える一方で、噛まれた人もゾンビになるってやつで、さいごは残った人間対ゾンビの闘いになるのだった。恋人をゾンビにされた女がいのちをかけてゾンビと闘うって、なに?ってかんじですがなぜかおもしろい。最後のクランクアップの日に、雨になる。みんな困っているところに、役所がかけつける。「おい、もう:すぐ晴れるからな!」森林組合の天気予報は、100パーセントあたるようになっている。高い山の上で空を見ている人達だものね。
めでたく晴れて、クランクアップが成功する。最後には、小栗監督は、大きな声で号令し自信を持って仕事をする一人の男に成長していたのだった。というお話だ。うーん少し無理があるやもしれんがまだ若い沖田修一監督でござる。どうやってこんな変な話をおもいついたんだろう。この主役はあのおっかない小栗君しかいないだろう。彼の身体は若馬のようなので、これが売りでもあると思うが、どこか普通の人間離れした風貌がでこちゃんやはおっかないのである。
題名だが、何これ?キツツキと雨、雨とキツツキ、どっちなの?でこちゃんやは始め、狼とキツツキだと思って検索してたわ。そうしたら、キツツキと雨だって、いや雨とキツツキでまた検索したわ。
題名って大事じゃないですかねえ。沖田監督! 38歳。f:id:dekochanya:20151206173536j:image
木を切る場面はすこしだけです。でも樵さんてほんといちばんハードなおしごとだとおもうわ。まあ木を一本まともに切ってみたまえ。そのすごさがわかります。昔の人はノコできっていたのです。そりゃあ 大変な苦しい作業ですよ。ヘンデルとグレーテルのお父さんもきこりだったですね。…
 

 

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