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スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

アントキノイノチ 2011年公開

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最初からおかしいなっと思ってたのだけど、アングルがピンク路線の撮り方じゃあないんでしょうか。高校でのイジメで友人が死んだ。心にに傷を持った若者の話です。現在いじめは後を絶ちません。あのおそろしいテロのようなものだと思います。有無を言わさず介入してくる残酷な物事。岡田将生榮倉奈々が黙々と演技するだけの映画。このなんにも喋らずに黙々が言葉より強烈に訴えてくるのです。二人とも過去に苦しい悲しい、耐え難いイジメや不条理なことを受けていた。 榮倉が「あなたの病気は何?」と聞く気持もよく分かる。お互い傷ついた同士であった。このような死人の遺品を整理する仕事についたのは何か意味があった。ふたりは恋人同士ではなく、傷と闘う同士のような絆でむすばれている。過去の回想がフラッシュバックのようにあらわれてくるが、詳しくは語られてないのでイマジネーションで補った。わかりづらいところもあったが、岡田たちの熱演で許すしかなかった。二人にあまり台詞もなく黙々と若い二人を映していくこの映画は作り手双方にとってかえってむづかしかったはずだ。半端なく難しい気がする。

吃音くせのある若者の役の岡田だがイケメン返上して少しく暑苦しいイメージで迫ったので、若者らしさは出たと思う。暑苦しさ半端ないです。岡田のイメージは崩れっぱなしで、ファンも減ったはず。よくそれを耐えれたと思うわ。これで一回り成長できたはずだよね。ただ、現代の若者でこんなの在りかっていう退却したイメージである。アイドル岡田とはかけ離れた役どころである。まあこころを病んでいるのだし。おなじく榮倉はメイクなしで若さを表現した。このひとはこれが素じゃないのと思えるくらい自然な演技でめんくらった。きている服も安い値札が見えるようなわざとヘボい服を着ている。この人モデル出身だったか、だとすればこのファッションは真逆である。榮倉は、モデルなのにいつでもきれいにみえたことのない不思議の女だな。一体何を考えているのやら。 
最後は小さい女の子を交通事故から救い自分は死んでしまう。あっけなく亡くなった榮倉の辛い過去を知っている岡田はその遺品処理をする。しかし小さい女の子は榮倉のおかげで命をつなぐことができたのだからな。
岡田たちの手は震え、涙がにじむ。そういえば二人して海辺で「アントキノイノチって、アントニオ猪木と似てるよな。」といって、「元気ですかああ!」を連呼したっけ。
ふたりの絆はもう誰にもにもこわせない生きているという証であったのに。はじめて信じ合える相手に巡り合ったのに。人は人が信じられなくなり、
自分小さなシェルターにとじこもってしまう。でも、そんな人を密かに心配している人もいるのは確かだ
だいたい、さだまさし原作って 、だれかが犠牲になって死んでくのね。そして残された者はって感じのものが多くないですか。でもイジメの部分は結構つ辛かったな。岡田くん今は「京子の備忘録」に出てますね。この映画とは全くの別人ですね。
ぜぜたかひさ監督は元はピンク路線の方。なるほど役者を撮る角度が変だとおもたら、やっぱりね。それで謎はとけたけど、この映画をあげたでこちゃんやは騙された!と思いましたよ。結局騙されたのは、このわたし。まさか「制服レズ」「本番レズ恥ずかしいたいい」などの監督だったとは!
この映画のコンセプトもただの人寄せだった訳?
ぜぜたかひさ監督のことは一生忘れんわ。後悔先に立たず。
この映画がエロにならんかったのは、さすがさだまさしの威力ですかね。

 

アントキノイノチ DVD スタンダード・エディション [DVD]

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