スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

かつての話題作「hair」へアー

若かりし頃にみれなかった人も多かろう。その話題性は大きかったが、映画をまるまるみれなかったのは、受験生だったり仕事が忙しかったり、高度成長期の日本だったりで、アメリカの「ヒッピー映画」を見る余裕はなかったというべきか。歌はご存知「アクウェリアス」や「レッツ ザ サンシャイン イン」 などよくしられているものがある。f:id:dekochanya:20150617204710j:image

オクラホマの牧場の田舎からはるばるアメリカの大都会ニューヨークにでてきた堅実そうな若者がいきなりヒッピーたちに出会う。セントラルパークのあたりをうろうろしていただけなのに、ピッピーたちがたむろしていてお金をねだられる。やっぱヒッピーはお金がないのね。
驚く彼を取り囲んんでうたったりおどったりと騒がしくしている。そしていつのまにか友達になっっている。髪の短い彼はグループとは異質の存在だ。でも彼らは何故か彼をほめたたえ天才とまで言って
都会に出て来て一人ぼっちの彼を仲間としてむかえる。彼は実は徴兵でアメリカまで来たのだったが、ぼーっとしてる間にセントラルパークに来ていたのだろう。ヒッピーのをかれらにしてもそこは孤独と貧乏の世界であったのだろう。家族を捨てて思想の自由のために群れている。 まあ似た者同士といったところか。
しかも何処か質実剛健な雰囲気のかれは彼らにとってカモだっったのかもしれない。いつか役に立つ奴を捕まえておくべきとの打算なのかも。やめてほしいわ。
そこにヨーロッパ貴族のように馬に乗った貴族くさーい女たちが現れるんだ。馬をうまく操っって颯爽と駆け抜ける女たち。生活格差どころではない。彼女たちの目つきは貴族そのものっだった。アメリカにも貴族はいたんかね。その中の一人に恋をした主人公であった。ややこしいことだ。「馬って乗るのむづかしい?」って聞いたヒッピーが、次の場面で、パカパカ走っているので、ヤル気なくなりました。こういういい加減な成り行きまかせはやめてほしいです。
それで彼女のでているパーティーに招待もされていないのにのこのこでかけたピッピー達。
そこで長ーいテーブルのうえで、ガンガンにおどりまくり警察につかまっってしまうのだが。
どれもこれも主人公の恋のためであっったのだよ。彼女に会わせてやろうとしたのだ。
ところで
かの女は上流階級なんだろうが、なぜかパカパカ脱ぎますよ。よく脱ぐので男も騙されるのね。脱いで有名になったのかしら?映画のために脱いだのかはわからないが。胸に自信ありってことかも。
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一人50ドルづつ出せば釈放と言うので、仲間の一人が、実家に帰る。「パパ、ママ お金を出してくれ。仲間をた助けたい。」あんまり虫がよすぎではないかい?家をすて、ダッディとマミーを捨てた人間がさ。これは私は許せませんわ。でも親子の情で金はでた!ママがだまって出してくれたのだよ。
ヘアーとはもちろんヒッピー達のロングヘアーのことだ。これが映画の題名。だってピースとラブの象徴だから。でもこの映画想像したような麻薬でラリって、乱交パーティーてな映画ではないのでね。あしからず。きたいはずれでしたね?それにとても長い映画なので、苦しいのですよ。
主人公は約束どおり徴兵される。規則ずくめの生活。ヒッピーの仲間がきて彼の恋人に会わせるためにまたまた事件をおこすことに。ヒッピーのバーガーという男が主人公と入れ替わってヒッピーが兵隊になりすます。でもこれが大きな惨事になるのだ。
上官がやって来て、兵隊達に命令を出し、すぐに支度して、戦場に行くことになっってしまう。あっという間も無く飛行機でベトナムにつれていかれ、戦死してしまうヒッピーのバーガーだった。なんという皮肉であろう!そこで流れる「Let The Sunshine In」の合唱は戦死した彼のための鎮魂歌であるのだよ。知らなかっただろう?だからわたしもしらなかったのだけどさ。彼の魂に光を注いで!という意味らしい。
ラストはまあホワイトハウスの前に何千人もの若者が集まってサンシャインのうたを大合唱!
あの頃誰もが、ヒッピーのような生活にあこがれた。なんかかっこよかった。それをまねした日本人も多数いたこだろうが、今となっては映画を見て、懐かしんだり、わかげのいたりを泣き嘆いたりといったところだ。HAIR! !
追記 .主人公の出身は、オクラホマでした。まさかイギリスから来るわけありませんでした。
ごめんなさい。
 

 

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