スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

天井桟敷の人々 のあらすじ

lf:id:dekochanya:20150302190810j:plainイヤー、イヤイヤイヤイヤ、イヤーですねえ。いやはやどうも。ほんとにほんまでっか?! というような映画。始めは、誰が主人公かわかりませんですよ。派手ないなせな男が出てきて次々オンナをナンパしているところから、彼が主人公ではというトリックが使われている。でも、ほんとの主人公は、アホのふりした、ピエロの男なんだ。白痴のような表情をまとったパントマイムのピエロさんの名前は

「バチスト」と言って洗礼という意味らしい。映画は、フランスで、爆撃を受けながらの大戦中につくられた。意地でもつくるといった文化の誇示であったのか。フランス語も堪能できていいですねえ。
「ガランス」というとてもとても美しい女と恋に落ちたのだが、なかなか恋は成就しないままだ。お互いが、内気でまじめでもあったのだ。そのうちバチストは、芸を磨いてパリでいちばんのパントマイム芸人になる。天井桟敷まで一杯に詰まったお客たちは、毎晩大声でバチストを呼ぶ。「早くバチストを舞台に出してくれ、俺たちは、一日中働いて疲れたのでバチストを見て心身を癒したい。一目見ないとねむれない。はやくバチストをだせ」
ほんとうに凄い人気だった。あのアホの男がなあ。と皆が感激する。しかし一方で、他の男のところに行ってしまったガランスとの破局は彼の心に刺さったトゲとなって心があれていった。バチストも実は座長の娘と結婚して、子供もできていてしあわせな安定した生活をおくっているようにみえたのだが。舞台でムーンウオークを披露している。身のこなしの軽い華奢な動きの良い芸であった。
ガランスがパリに帰ってきて二人はようやく会うことができた。しかし妻のいるかれにとっては不倫であった。しかし所詮ガランスと彼の吸引力にはかなわない。やはりお互い愛し合っていながら別れたということが分かって喜びで満たされる二人。
 でもそうしてる間にも別れの時が近づいてくる。おおきなフェスティバルの日、2度目の別れがきて、それは二人の永遠の別れ。もう未練は断ち切って、顔を上げて歩くしかないのだと。
脇役の人、副主人公たちもおもしろいです。バチスト演じたジャン  ルイ バローのネガティブ俳優ぶりは筋金入りかな。座長と、古着やの男がわたしのお気に入りです。

 

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