スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

グレンミラー物語 1954年 アンソニー マン 監督

ムーンライトセレナーデ、イン ザ ムード 、茶色の小瓶などの誰でも一度は聞いたことのある名曲を作ったグレン ミラーという男の伝記映画。 貧しい、トロンボーン奏者のミラーは、ジャズの編曲が得意であった。良い友人たちにも恵まれていた。音楽さえやれる…

帝一の國 2017年 (古谷兎丸原作 ) 永井聡監督

菅田将暉の勢いは止まらない、といったような映画であるが、ストーリーもクリアーであり、菅田の脇を固める配役陣もうまくできていて、ストーリー以上におもしろいものとなったといえる。 これはやはり監督の手腕であろう。 主役の帝一は 本来はピアノが大好…

ノーマ 世界を変える料理 2015年 ピエールデシャン監督

世界一のレストランといわれる店が デンマークのコペンハーゲンにあるそうな。 世界で一番を決める大会があって、その度に一喜一憂をするなんて、大変な事だ。 森があり、川、海がある場所にノーマはあって、世界一になってからは、有名になってたくさんの予…

夜と霧 1946年 ビクトール フランクル 著

映画は見ていないので、本の事で。実は2年前の4月に夜と霧を書いていた。四月というのは何か意味があるのだろうか。 夫婦は、別々にされて、収容。その後夫人は殺されたのだが、フランクルは、それさえも知らずにいたのだった。知らぬが仏と言うのかも。 信…

ハーブand ドロシー アートの森の小さな巨人 2008年

ヴォーゲル夫婦には面白い趣味があって、アパートにそれはそれは沢山のアートを持っているのだった。 彼らは協力して、アートを集め続けた。夫のハーブには、美術品を見て、見極める眼識があった。それは大人になってから、図書館に通い詰めて培ったものでも…

ラッセルの幸福論 1930年

ノーベル賞のラッセルは、早くに母親を亡くしたために、厳格すぎる祖母に育てられた。街を見下ろせる高台のお城のような家で。 なぜなら、ラッセルの家は、二度もイギリス首相を出した名門中の名門といっても良い家系であった。 彼は1872年に生まれ、1970年…

たけしの 座頭市 2003年 北野武監督

ずいぶん前の作品だけど、なぜ見なかったのかは、やはり、ミュージカル仕立てだと見たくないのである。たくさんの人が揃ってタップを踏む映像が何度か出ていたので、てっきり全編ミュージカルだと思ってしまったのだ。踊るのは、最後の最後のみであった。あ…

ボブ ディラン ノーディレクション ホーム 後編 2005年 マーティンスコセッシ監督

ボブディランの軌跡のドキュメンタリー映画で、マーティンスコセッシは、ディランがノーベル賞を(2016年)取ったことを、本当にびっくりしたことであろう。または、さすがわしの目の付け所はちがうと鼻を高くしたであろうか。 ボブの家族写真はない、パパ、マ…

裸の19才 新藤兼人監督 原田大二郎主演 1970ねん

若い原田が、集団就職で東京に出てきた若者の一人を演じる。 東京の都会の力に流されて段々と崩れて行く生活、他の仲間たちも、ほぼ夢破れ、故郷へ帰って行くものが多かった。故郷というのは、東北地方がおもであるが。 しかしなぜなのか。何がいけなかった…

ある川の両岸に道があった。

道というのは土手道であるが、それが数十メートル続きどこかで途切れていた。 今日はここを歩くぞ!そう決めて56才の私は子供のように息をした。 だが、途中まで行くと、ボロボロに錆びた鉄の橋があり、しかも幅が50センチもないため車も渡れない。 何のため…

アラン幸福論 アラン1868年ー1951年まで。

このお硬い文章から言って、とてもついて行けぬと、十代の時は思ったものだ。 ただ最近ちょっと気になって、また本箱から出して読み始めた。 なるほど、これではちょっと固すぎる椅子のようだ。固すぎるベッドか、布団か、木靴かと言った感じだ。 きっと彼の…

ぼくは明日、昨日のきみとデートする 三木孝浩監督 2016年

これがわかる人は、あたまの冴えた人というべきだろう。 ワテにはよくわからず、結局メモ用紙に図を描いたりして大騒ぎした。 福士蒼汰と小松菜奈、のカップルと、友人の東出昌大が、出演している。 若いふたりは恋人同士になるが、取り立ててどうということ…

下校班、バイバイ交差点で1980ねん

学校の帰り道は 友達と一緒。お地蔵さんの前で、別れる。バイバーイ。バイバーイ。彼らの家は少し遠くにあるんだな。そのその分かれ道には、山茶花の木と、ススキとお地蔵さんがあって赤いよだれかけをしていた。そのお地蔵さんがなんか怖かった。なぜかゾッ…

四月は君の嘘 2016年 広瀬 山崎共演 新城タケヒコ監督

広瀬すずと山崎賢人共演といえば、みんなが見るだろう的、広き門より入ってしまった例である。 でもそれなりに出来上がっていた。広瀬のパツパツの演技と、山崎の受身的な無気力な演技で、安全圏内のドラマのような展開であった。 賢人は小さい頃からは母か…

第五福竜 丸 1959年 新藤兼人監督

水爆の光、及び灰を受けた漁船の第五福龍丸は、1954年ビキニ環礁近くにいて、信じられない光と、巨大なキノコ雲を見たのだった。その後、多量の灰が数十分も降り注いだ。 その船は静岡の焼津港から出た遠洋の船であり、23人の者が乗っていた。 船員達は、光…

愚行録 2016年 石川慶監督

聞いたあらすじとは、全く違って、暗さが延々と続く哀しい物語であった。 ある少女(満島ひかり) と兄(妻夫木聡) は、虐待されて育った兄妹であった。 妹の方は、性的虐待、兄は暴力で人生をめちゃくちゃにされていた。 だが、父が出て行って、孤児になり、妹…

世界の哲学者に人生相談 テレビEテレ

ある母親が出てきた。ちょっと綺麗で、3人の男の子を生んでいる。こいつがニーチェの哲学に救われた、という訳。 ニーチェは、本当結構いいことを言っているよ。でも、なぜニーチェなのか、こじつけもすごい。 いい加減にして、3人も男の子を産んでいるくせ…

佐川証人喚問 2018年3月27日 第1回

佐川が本当のことをいうとか言わないとか、誰も期待はしていない。 安倍政権総辞職というのは、この政権の何処と何処が悪いのかという点をしっかりと具体的に示唆して だから、この政権を変えねばならないということでなくては、佐川ばかり突っついても、意…

鬼婆 1964年 新藤兼人 監督

話の筋は簡単で、戦国時代に生きる?女が二人、草むらの中のいおりに住む。死んだ武士の持ち物を奪って売り、金銭にするのが仕事である。時には、実際に落ち武者を殺して奪うのである。 最低の生きるためだけの生活で、ボロボロになっている。 この二人は姑…

川柳2018年

忖度の波のまにまに顔を出す ポイ捨てをする人 ごみ袋代が 惜しいのか 御浄土に行ってから始めるアレコレを 空気まで、汚職まみれの春の日に。 ルッコラをまくか まかぬか迷ってる 狐狸に馬鹿され魂まで売っちゃった 井戸水を自由に汲めぬ訳がある。 落武者…

悪党 1965年 新藤兼人監督

時は14世紀である。田舎侍の大将(小沢栄太郎)、モロナオ は色好みで、人の妻であるカオヨに、横恋慕していた。 侍従の女(音羽信子)に、恋文をもっていかせたりしていた。 カオヨ(岸田今日子)は、出雲判官の妻で、たくさんの腰元に守られた生活をしているお姫…

fast and furious 8 ice break スピード 8アイスブレイク 2001年ロブ コーエン監督

スピードといったら、キアヌ リーブスを思い出す。でもこれは違うスピードである。 なんかジャンクっぽい感じである。知らないうちに何弾も乱発されているらしい。人気あんのかなあ? アイスを見たのは、やはり、自分の土地柄、雪とか厳しいので、ついつい比…

前川問題

これは良くないし、後味悪い事をした。 誰か影の役者がいて、教育委員会なども関わっているはずだ。校長の反対派が、タレ込んだ茶番かも。 今さら前川をどうこうするものでもないだろう。 何か有力者がいて、そいつが、校長が自分達のいうことを聞かないので…

小さい時は、ブランコがあって

小さい時はブランコがあって、それに乗ったら、もう最高で、天国だ。 幼稚園でも小学校でも、並びができて順番待ちの騒ぎだ。 高く、誰よりも高く上がるブランコ、それは一つ下の女の子のブランコ。 でも落ちたら、多分首の骨を折るだろうよ。 なにをしても…

絞殺 1979年 新藤兼人監督

狩場勉、乙羽信子、と西村晃、観世栄夫、など出演。狩場勉(かりばつとむ)は、本名で出演。 新藤監督67歳の時の映画。監督は100歳まで生きることになる。 絞殺派、題名のごとく、恐ろしい話であるが、意外とみじかに起こり得ることでもあろうと思った。 …

チグハグな身体( からだ) 1995年 鷲田清一 著

これは久々に、素晴らしい論文と出会った! 山本耀司のことを見ていたら、こんな本に出会ったのだ。 世相をとてもよく観ているわ。素晴らしいですね。 山本耀司の服は、学生らしくない、サラリーマンらしくない、芸術家らしくない、つまり、具体的なイメージ…

天皇の料理番 2015年 テレビドラマ

ヤンチャでバカな少年だった秋山徳蔵(佐藤健)は思い立ったら必死になり、喧嘩っ早く、だがすぐに飽きてポイと辞めてしまう悪い性格のガキ大将であった。 家族も心配するような将来性のない奴であった。養子になって結婚する(黒木華)も、その家も飛び出してし…

春宵十話 1963年 (昭和38年) 岡潔 (岡潔 ) 著

数学者の岡潔が、口述して、このエッセイが出来た。 彼は風貌もなんか変わっている。 彼が子供の頃、家族は、時々引っ越している。孟母三遷といった意味である。子供の健康など考えたり、まあいろいろあったのかもしれない。 彼は昆虫採集などしたり子供らし…

服を作る モードを超えて 山本耀司 (デザインナー) 2013ねん

ヨウジ ヤマモト といった方がいいかもしれない。山本耀司という名前も輝きのある名前である。 1972年に、「ワイズ」というブランドを立ち上げてからずっと第一線で働いている。ワイズかあ、なんか懐かしい。 1981年に、パリコレデビューしている。 彼の…

遠野物語 1910年 柳田國男

遠野物語とかくと、おっ!物知り、教養者と思われるのではないだろうか。 この話は民俗学者の柳田國男の、面白おかしい人生の暇つぶしというか、お遊びが、教養になったというものだ。 どれもこれも変わった一品揃いであるが、とても短くて、弟のお気に入り…