スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

レイ RAY 伝記的映画 2004年 ジェイミーフォックス主演

映画というより、伝記的要素の強い映画だ。6歳の頃に目が見えなくなってしまった少年は、泣く泣く 盲学校へ行くことになった。貧しさゆえに、レイには勉強して自立して欲しいと母親は願っていた。 音楽の腕はいつの間にか磨かれて、天性の才能を持った若者…

そして 父になる 2013年 是枝裕和監督

何この無気力な映画、てなわけで、見る気がしなかったものを、父の日に放映したNHKでした。 折しも、カンヌでパルムドール賞を受けた是枝監督の作品とあって、改めて見ることにした。 家族のあり方を、監督は問うている。ジンワリとした話だが、監督は強く問…

ダンケルク 2017年 クリストファー ノーラン監督

フランス北部の海岸沿いにある都市ダンケルクでの戦争映画。 ノーランといえば、インターステラーなどの傑作をつくってきた信頼のブランドだ。 この映画は、音楽が良かったと思う。 あとは、まじめに見てなかったので、なにもわからないのだが、音楽だけは聞…

なんという生き方 what way to go ジェイ リー トンプソン監督 1964年

シャーリーマクレーン 、 ディーンマーティン、ポールニューマン・ディックヴァン ダイク 、ロバートミッッチャム、ジーンケリーまで、ありとあらゆる有名俳優が出演した、コメディーだ。 シャーリーも若い時で、スタイルの良さを誇っている。 皆はじめは、…

空海 日本歴史鑑定より 2018年6月

歴史の事をテレビでしていた。その中で空海についてのものがあった。 空海のことはさっぱり知らない自分であったので、これはいいわい、と見たのだった。 空海は、世に言う天才というか、大天才であった。 四国の讃岐の裕福な家に生まれて、エリートコースを…

空気人形 是枝裕和監督 2009年

浮き輪のように空気を入れて大きくなったビニール人形のメグミ。ある男のものであった。 ある男は、この人形と暮らしていて、人形を本当の女のように扱っていた。昼間はバイトで店で働いているしがない奴であった。 人形を恋人として扱い今日あった話をした…

100歳の精神科医が見つけたこころの匙加減 高橋幸枝 2016年

100歳という言葉に惹かれて読んだ本。しかも精神科医だって、驚きだね。 生活の中で、健康にすごすコツをいろいろ書いてある。 だれでもこんなことは思いつくのだろうが、精神科の先生がおっしゃることは確かなことでより有り難く感じられるのだ。いや、…

アウトレイジ アウトレイジビヨンド 北野たけし監督 2010年 アウトレイジ ビヨンド 2012年

ヤクザの抗争の模様を描いた映画。何よりも義理を重んじる古い型のヤクザ者(極道)の大友(たけし)は、大友商会という会社を作り、子分を見ていた。子分が、山王会のバーでゴタゴタを起こし、小さなことから、大きな抗争が始まる。山王会は大きなヤクザの組だ…

合葬 2015年 小林達夫 柳楽優弥主演

合葬(がっそう)という題名の映画で、幕府が無くなってから、クビになった武士達が、江戸の治安を守ると言って作った「彰義隊」の運命を描いたもの。 元旗本の武士達が中心であった。上野の山で闘った。 新政府軍は、大砲を打って、あっという間に彰義隊は負…

復曲能 大般若

天女二人が、舞台で舞っている。それは美しい濃い藤色の衣装である。大袖を時折クルリと回す所作も美しい。 この二人の天女が天上に昇天しようと願っていると、嵐が来て龍の化け物が三匹も現れて姫たちの前に現れた。これは深沙の大王であり、仏門に帰依する…

親和力 ゲーテ 1809年

ファウストを読む前に、以前に読んだ親和力を書いてみる。 これ、ズルイですよね。まったく、お恥ずかしい限りであります。 多分ファウストは当分封印されると思う。ハプニングが起きてしまい、読む気が起こらない、忙しくて時間がない等の理由から、しばら…

原本 西式健康読本 西勝造 1979年初刊

足の痛い人は多いものだ。歩かなくなった現代人は特に田舎では車で移動がほとんどである。 歩きたくとも、時間のないのが実情だ。 どんどん弱って来る人間に、西式の体操は、原点に帰った由緒正しい感じがする。 足の痛いスッポコは、利き足の右の親指の付け…

バフチンを読む 阿部軍治 1997年

ソ連(現ロシア)の批評家であったバフチンは 特に、ドストエフスキーについてよく研究していて面白く読める。弟が買ったばかりの本であったが横取りしてざっと読んだ。 ポリフォニーという事を示し、ラスコーリニコフの心には、自分以外のソフィー、母、妹、…

悪魔の美しさ フランス映画 1951年

ファウストの話を、かいつまんで作られた短編映画である。年取ってヨボヨボになったファウスト教授が若者に変身して、あれこれやっていく話。 本当のファウストをいまだに読めないスッポコとしては、忌々しい限りだ。 死ぬまでに読まねばなるまい! 悪魔の美…

かぐや姫の物語 2013 高畑勲監督

高畑監督のかぐや姫、天才と言われるわけもわかりますね。前にもテレビでか一度見たのに、ブログに載せていなかったのはなぜだったのか。昨夜テレビで放映されてしまった。残念であった。 あの頃は弟が村岡花子の英訳竹取物語を出してきた時で、ワイワイ言っ…

それでもボクはやっていない 周防正行 監督 2017年

主役の加瀬亮や、弁護士の役所広司などのベテランを使っていたが、なんせ冤罪の映画であり、ドキュメンタリータッチであり、結果は全くハッピーエンドではないため、後味の悪いものになっている。 実際にこう言うことが起こっていると言うことをかんとくはい…

苦悩する人間 ビクトール フランクル 山田邦夫 松田美佳訳

ガス室送りになるところだったフランクル先生は、ナチス(国家主義)の収容所で、いろいろな人に会ったそうだ。 同じ精神科医や、社交界で大いに名を馳せた紳士や、哲学者とか。そのようにこの世では 名の知れた有名人たちも、その位に関係なく同じように、ガ…

実録・ 連合赤軍あさま山荘への道程 2007年。

この事件は、1972年のことであった。その時わては17才の田舎の高校生であった。 毎日が生放送のテレビであさま山荘の事件が中継され続けていた。 彼らのリーダは森恒夫と永田洋子(ひろこ)の二人。連合とはいろいろな流派のグループが 一緒になってでき…

生きる意味 ビクトール フランクル 22の言葉 諸富祥彦 編集2010年

夜と霧の作者であるビクトール フランクル(1905-1997)はオーストリア出身の精神科医、心理学者である。彼はユダヤ人であったので、強制収容所へ送られ、終戦までそこで苦しんだ。 フランクルの功績は、やはり、生きるための、生きる意味を、言葉で、的確に表…

グレンミラー物語 1954年 アンソニー マン 監督

ムーンライトセレナーデ、イン ザ ムード 、茶色の小瓶などの誰でも一度は聞いたことのある名曲を作ったグレン ミラーという男の伝記映画。 貧しい、トロンボーン奏者のミラーは、ジャズの編曲が得意であった。良い友人たちにも恵まれていた。音楽さえやれる…

帝一の國 2017年 (古谷兎丸原作 ) 永井聡監督

菅田将暉の勢いは止まらない、といったような映画であるが、ストーリーもクリアーであり、菅田の脇を固める配役陣もうまくできていて、ストーリー以上におもしろいものとなったといえる。 これはやはり監督の手腕であろう。 主役の帝一は 本来はピアノが大好…

ノーマ 世界を変える料理 2015年 ピエールデシャン監督

世界一のレストランといわれる店が デンマークのコペンハーゲンにあるそうな。 世界で一番を決める大会があって、その度に一喜一憂をするなんて、大変な事だ。 森があり、川、海がある場所にノーマはあって、世界一になってからは、有名になってたくさんの予…

夜と霧 1946年 ビクトール フランクル 著

映画は見ていないので、本の事で。実は2年前の4月に夜と霧を書いていた。四月というのは何か意味があるのだろうか。 夫婦は、別々にされて、収容。その後夫人は殺されたのだが、フランクルは、それさえも知らずにいたのだった。知らぬが仏と言うのかも。 信…

ハーブand ドロシー アートの森の小さな巨人 2008年

ヴォーゲル夫婦には面白い趣味があって、アパートにそれはそれは沢山のアートを持っているのだった。 彼らは協力して、アートを集め続けた。夫のハーブには、美術品を見て、見極める眼識があった。それは大人になってから、図書館に通い詰めて培ったものでも…

ラッセルの幸福論 1930年

ノーベル賞のラッセルは、早くに母親を亡くしたために、厳格すぎる祖母に育てられた。街を見下ろせる高台のお城のような家で。 なぜなら、ラッセルの家は、二度もイギリス首相を出した名門中の名門といっても良い家系であった。 彼は1872年に生まれ、1970年…

たけしの 座頭市 2003年 北野武監督

ずいぶん前の作品だけど、なぜ見なかったのかは、やはり、ミュージカル仕立てだと見たくないのである。たくさんの人が揃ってタップを踏む映像が何度か出ていたので、てっきり全編ミュージカルだと思ってしまったのだ。踊るのは、最後の最後のみであった。あ…

ボブ ディラン ノーディレクション ホーム 後編 2005年 マーティンスコセッシ監督

ボブディランの軌跡のドキュメンタリー映画で、マーティンスコセッシは、ディランがノーベル賞を(2016年)取ったことを、本当にびっくりしたことであろう。または、さすがわしの目の付け所はちがうと鼻を高くしたであろうか。 ボブの家族写真はない、パパ、マ…

裸の19才 新藤兼人監督 原田大二郎主演 1970ねん

若い原田が、集団就職で東京に出てきた若者の一人を演じる。 東京の都会の力に流されて段々と崩れて行く生活、他の仲間たちも、ほぼ夢破れ、故郷へ帰って行くものが多かった。故郷というのは、東北地方がおもであるが。 しかしなぜなのか。何がいけなかった…

ある川の両岸に道があった。

道というのは土手道であるが、それが数十メートル続きどこかで途切れていた。 今日はここを歩くぞ!そう決めて56才の私は子供のように息をした。 だが、途中まで行くと、ボロボロに錆びた鉄の橋があり、しかも幅が50センチもないため車も渡れない。 何のため…

アラン幸福論 アラン1868年ー1951年まで。

このお硬い文章から言って、とてもついて行けぬと、十代の時は思ったものだ。 ただ最近ちょっと気になって、また本箱から出して読み始めた。 なるほど、これではちょっと固すぎる椅子のようだ。固すぎるベッドか、布団か、木靴かと言った感じだ。 きっと彼の…