スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

楊貴妃 坂東玉三郎 舞踊

数週間前に見たのだが、白い絹の服を着て、それは中国風で長いワンピースで、刺繍が美しく刺してある。

また、袖がとても長く、タラーンとした袖口であり、これが、踊りとマッチしていた。

高貴な人は、労働はしないので、手は衣服の中に包まれている。

 

皇帝の使いが来て、里の方に逃げていった楊貴妃を探しに行く。

ここが楊貴妃の育った場所か、と楊貴妃の幻の切れ端でもと探す家来であった。

幻もがや、幻もがや、幻でもあったら欲しいものだ!という意味である。

 

そこに、楊貴妃の幻が本当に立ち現れる。家来は、感嘆して眺める。

絶世の美しさの女性とは、本当はどのようなものであったのだろうか?

玉三郎は、そこで、いっとき、美しい舞を踊って見せる。

それでも、真実に、到達しえない苦しみともがきが、彼にはあったはずだ。

誰も想像しえないものではないのか。

淑やかで、秘めやかで、チャーミング、言葉では表しえない、神仏のギフト。

ありえないものでなければ、玄宗皇帝であってもなくても、寵愛はしまい。

朝とともに、消えてゆく星の瞬きのような儚さの中の一瞬のきらめきは、永遠と同じ価値があった!

玉三郎にとっても、この楊貴妃には、特別な思い入れのある舞であったようだ。

 

 

坂東玉三郎舞踊集3 楊貴妃 [DVD]

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美女と野獣 1917年 エマ ワトソン ユアン マクレガー他

エマワトソンは、魔法学校に行っていた女の子だが、ハリーポッターなど見たこともないから、関係なかった。、マクレガーはもう飽きたね。

きっと出演料が安かったからかも、とディズニーを疑うワテ。

 

でもエマはちょうど良いキャラクターだったと思う。良くも悪くもないから。

前回の2014年版の映画の方が二倍ほど豪華であったと思うが、どうであろう。

エマに着させた黄色のドレスは、全くやる気のないドレスで、見るところがほぼなかった。

黄色のレースでもフサフサと貼っておくべきであったろう。

 

今回は、気が抜けたような映画であった。結局、カレー用の準備をしながら観ていた。

いや観ていなくとも、あらすじはわかるので、観ていなくても大丈夫だった。

 

まあ、幼稚園の子でも、あくびが出るような退屈なすじ運びであり、情けなく、気の毒だった。

まあ、これが良くて、好きという人もいるだろうが。平凡で、刺激のないサラダといったところだ。

 

 

 

美女と野獣(字幕版)

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レシピを見ないで作れるように なりましょう 〜有元葉子

このおしゃれなおばさんの料理、わてはインテリアデザインナーとかの人だとおもっていたのだが、

実は達者な料理家であった。

しかもずいぶん前から、たくさんの料理本を出していた。誰もが大抵チラリとぐらい見たことがあるはずである。

この「レシピを見ないで」、の本は写真入りであり、家庭で簡単にでき手作りの料理が載っている。

例えば私がすぐに作ったのが(かぼちゃの煮物)である。

かぼちゃを一口大に切りちょっとお砂糖まぶして10分ぐらいも置いておく。すると水分が出てそのまま電子レンジで温めると中までおいしいかぼちゃの煮物ができる。これを気にいって今まで何度も作った。

ココット鍋が、あったのでちょうどよかった。主人が買って来ていて、喧嘩のタネになった鍋であったが。 

 

 

 

他にもありあわせのお野菜で作るかき揚げ。パリッとしていつでも食べられる、また冷凍も効くそうだ。

うれしい逸品である。天ぷらうどんなどにも冷凍庫から出してすぐに使えて便利。

材料はモロヘイヤにんじんキャベツなど何でもよくて、これに干しエビなど入れるとさらにうまい。

 

キッチンに立っているわたしの横で囁かれているような、全く違う気取らないさらっとした語り口調で書かれた料理本である。

 

ただおいしそうな写真とレシピの文章がバラバラになっていて厄介なことである。これにはまいった!

有元の本はほとんどが写真とレシピとがバラバラになっている。

これはなぜであろうか。きっとなんとなくだろう。気取らずにさっさとサクサクとやっていきたいと言う彼女の気持ちであろうか。元々、めっちゃオシャレで、楽しいことが大好きな感じのおばさんである。

 

もう一つお気に入りで美味しいのは若い小松菜の葉の塩もみである。これがとてもおいしい。すぐにおつけもの風お野菜になるのがお得な逸品。細かく刻んだ小口切りの「小松菜」または「大根葉」または「水菜」など塩でもんでぎゅっと絞って食べてみて欲しい。冷蔵庫で、数日もつようだ。

ご飯にパラパラとふって食べてみて。

 

ジャコと炒り煮してみると、またとても良いおかずになる。美しい緑の色に、心打たれる。

 

 

 

 

これらのレシピを載せたこの本は今回、賞をもらっている。

現在、有元葉子の本は売れに売れているといったところだろう。長年の実力と努力が認められた良い例である。

 

レシピを見ないで作れるようになりましょう。

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有元葉子の「和」のお弁当

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ミッシング ジャックレモン主演

バカンスで、フランスに来た家族であった。初めて来た場所で、五歳の息子が、突然に全行方不明になる。

夫婦は、警察に訴えるが、その後8年経っても、なんの進展もなく過ぎて行くのだった。

夫婦はテレビ出演したり、ビラを配ったり、所構わず訪ねてまわる。

 

息子を突然喪失した心の辛さを訴えた映画であった。

 

父親役に、ジャックレモンが、大抜擢されて役にぴったりとハマる。

まさに、レモンのような顔立ちの彼である。

母親も、裸足で、ハイウェイを走ったり、狂ったように、街をさまよう毎日であった。

 

そのうち証拠を握った男たちが次々と殺されて行く。真実にたどり着けそうになると、パッとかわされることの連続である。

 

後ろに大きな犯罪の影が見えてくる。そんなことも構わずに、レモンは子供を探し続けて、突き進んでゆくのだった。

 

ついに子供はその日、事故に会い、死んだという恐ろしい真実が夫婦の前に現れて来た。

No,No,No!母親の悲しみは極限になる。レモンも、唇をかみしめて耐えている。

結婚生活も、ままならなくなり、ついに離婚までした二人。

 

 

だがそれでも諦めない父親。

やはり息子は、ロシアで生きていた!

とそこまでで、ドラマの方は終わっていて、シーズン2で、その結果が明らかになる。

ただ、ビデオでも、ジャックレモンがやっているので、同じような内容なのかもしれないと、

望みをつないでいる。

 

 

ミッシング [DVD]

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