ある魚屋の息子のビクターは気が弱い青年であった。この声は、ジョニーデップがやっています。
年ごろになっていたので、親は結婚の相手を探していた。そこで見つけたのは、ある大金持ちの家の娘で、とても可愛い娘であった。直ぐにでも結婚式を挙げてしまおうと焦りまくる親達であった。お互いに釣った魚を逃すまいというわけだ。
お金持ちの家は、屋敷だけは立派だったが、じつはもうお金はからっきし失くなっていたのだ。
それを知らないビクターの親達は、お金に目が眩んでいた。
結婚式での誓いの言葉を、ビクターは何度も間違えて、結婚式は中止。郊外を彷徨ううちに、あるところへ着く。そこは地下の死者の国であった。
そこでは昔夫に殺された女が幸せな結婚願望にとりつかれて男を待っていた。気の弱いビクターは直ぐに気に入られて、女に所望される。
コープスとは死体のことであり、長く墓にいたので、ゾンビ化している女であった。それでも男が欲しいのか、ずっとビクターに取り付き離れてくれないのだった。ビクターは結婚を中止したが金持ちの娘のビクトリアの可憐なすがたがわすれられないでいた。本来なら、結婚していたのに、自分のせいで、全てを台無しにしたことを思い出す。こんな死体と、結婚するにはビクターもコープスにならねばならなかった!追いかけたり逃げたりで、骸骨達の大合唱。
外国の人って、ホント骸骨💀とか、ゾンビとかが大好きなんだかねえ。日本人の感覚とは少し違うんだと思う。日本の幽霊は足もないし、風のように追いかけてくるので逃げようもない。何より心を見透かされているようなところが怖い。ただフランケンシュタインだけはこわすぎるとおもう。がいこくのトップモンスターだと思うが。映画ではフランケンシュタインはとても優しい奴なんだけどね。
このコープスブライドは、期待を裏切ることなく、思った通り面白くない。
画面が白黒っぽくて、誰が誰だか分かりにくいし髪型などを目でなぞって、これは誰々と判別してみていた。
コープスは特別怖くもないし、説明も何もありませんです。
ただひとつだけ良いとおもったのは、冒頭の部分であり、魚をさばく魚屋の両親の暮らしぶり、これが
なんか良かったなあ。